帯状疱疹ワクチンについて
【帯状疱疹って?】
帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じウイルスで発症する病気です。痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって、帯状に発症します。加齢やストレス、疲労も発症のきっかけになり、多くが上半身に発生し、顔や目の周りなどにも発症します。
【帯状疱疹になりやすい人は?】
帯状疱疹の原因となる、水ぼうそうと同じウイルスが、日本人の約90%が体内に潜伏しています。このウイルスに感染したときに、水ぼうそうが発症します。
一度は鎮静化し水ぼうそうは治るのですが、感染したウイルスは神経節の中に潜伏していて、免疫が低下した際に発症します。
【帯状疱疹にならないためには?】
免疫の低下とともに発症リスクが上がりますので、日常的な健康管理が最も重要になります。免疫力を下げないように、バランスの良い食事をとり、睡眠を十分にとって、適度な運動を行うことなどが必要です。
それでも発症してしまうリスクはゼロにはなりません。ワクチン接種が効果的です。
【帯状疱疹ワクチンは2種類あります】
これまで、乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビゲン」が用いられてきましたが、新たに不活性ワクチン「シングリックス」が選べるようになりました。
下記の表でメリット・デメリットをよくご確認のうえ、ご選択ください。
大きな違いとしては、①費用②接種回数③予防効果の3点です。
生ワクチンでは1回接種で5年間50%に効果があるところ、不活化ワクチンでは9年以上90%程度の効果が見込まれています。
乾燥弱毒生水痘ワクチン | シングリックス | |
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ワクチンの種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
接種方法・回数 | 皮下注射0.5ml・1回 | 筋肉注射0.5ml・2回 (8週間後) |
対象年齢 | 制限なし | 50歳以上 |
副反応 | 軽度の接種部位の痛み、 腫れ、発赤、発熱、他 |
軽度の接種部位の痛み、 腫れ、筋肉痛、発赤、発熱、 倦怠感、頭痛、他 |
費用 | 8,250円(税込) | 22,000円/1回(税込) |
習志野市助成額 | 上限2,000円 | 上限5,000円/1回につき |
長所 |
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短所 |
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津田沼ザ・タワークリニック 院長